2009年5月 5日 (火)

幸せのちから 感想

こんな不況と言われてる時代だからこそ観てみたいサクセスストーリーとのことで鑑賞してみました。主人公(ウィル・スミス)の息子役が、これまたウィル・スミスの実の息子ということにも驚きだ。
息子さんは、撮影中ずっと親父と一緒だったわけだから、その年で親の仕事というものが間近で見ることができてとてつもなくいい経験をしましたね。
 
 
で、本編の方なんですけど、貧乏から億万長者へとのし上がるサクセスストーリーと見るよりかは子供の接し方について見習うとこが多かったような気がします。
一番気にいったとこは、息子が絶望的になってるとこで、手に持っていた何の変哲もない骨密度を計る機械をタイムマシンということにして、即行で子供を楽しませるストーリーを考えてしまうという発想。
それに加え子供を夢中にさせる迫真の演技力。
まあ、俳優のウィル・スミスなら日常生活でも普通にやっていそうですね。
 
 
住む家もない状態で息子とともに貧乏生活を送り続けるわけなんですけど、最終的には成功を手に入れます。
成功するのはだいたいわかっていたけど、このシーンはグッときましたね。
物語のほぼ全てが貧困状態だったからでしょうかね。まあ、ルービックキューブをうまいこと完成させる能力があったり、社交的だったり、もともと実力のあった男だからこそかもしれませんね。
 
 
この映画を見終わったあとは
「やるべき目標があるのならば、公衆便所で一夜を過ごすような貧困になってでもあきらめずに頑張れよ!」
…というようなメッセージが伝わってきたような気がしました。
 
 
(評)★★*** 梅星
 
 
 

| | コメント (35) | トラックバック (0)

2009年5月 4日 (月)

バグズ・ワールド 感想

日本の軟弱アリよ、これが本場のアリたちの実力だ!
 
西アフリカの中央サバンナで繰り広げられたという、オオキノコシロアリVSサスライアリの戦いを知った監督が「これスペタクル巨編くらいのすごさがあるんじゃね?」と思い最新の撮影技術を駆使して「主演:アリ」というネイチャードキュメンタリーをつくったそうです。
 
日本にはいない本場のアリに驚かされましたね。
まずは、オオキノコシロアリがつくる巣。日本みたいに穴を掘るのではなく、かまくらみたいな要塞を築き上げています。
こんなものを日本で造ったら、悪ガキに即効で穴にバクチク入れられたりして大破です。
サバンナという広大な自然の中だからこそできた天然の芸術ですね。
 
対するサスライアリもすごいです。というか凶暴ですね。
行く手をはばむ巨大な蛇がいたんですが、何万匹ものサスライアリで一斉に覆ってしまい蛇だかアリだかわからん姿にして殺してしまいます。
こいつらなら人間でも殺してしまいそうです。寝ているところを内臓にまで侵入して……考えるだけで恐怖!
 
終盤ではついにそのアリたちが激突します。
勝つのは無敵要塞のオオキノコか?完璧なまでに統率された動きを見せるサスライか?
決着はそんなに意外性がありませんでしたが、まあこんなもんでしょうね。
 
 
今回ちょっと変わった映画が見たいと思って観てみたんですけど、話の内容としては良かったです。
ただ、アリがアリを食い殺したり、無数の足がワシャワシャ動くとこをアップで見せられるとどうしても胃のあたりが気持ち悪くなります。
食事中の鑑賞は絶対にやめることをオススメします。
僕はネギトロ丼を喉に入れた瞬間、胃が拒否反応を起こしたみたいでリバースしました。
  
 
(評)★★*** 梅星
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年4月28日 (火)

闇の子供たち 感想

宮崎あおい、江口洋介、妻夫木聡やら豪華キャストで贈るタイで実際に起こっているという児童買春、人身売買をテーマとした深く重そうな作品。
あまりこういうものは好かないのだけど、たまにはこういう社会派と言われてるような映画を観て何かを思うことも大切かと思い鑑賞。
 
まずは、タイで6才か7才ほどの男の子女の子が、様々な国から来た大人に性的行為を強要されている児童買春がひどいものですね。
さんざん客にやらせて、エイズにかかった子供は生きたままゴミ袋に入れて捨てる。
まるで物みたいな扱い。
このむごさは、後にゴミ捨て場から袋を破って出てきて妹の名前をだけ呼びながら這いずって生きようとする子供の姿を見ることで、重く感じるものがあります。
 
 
そんな心にズシッとくるものがあるからこそ、キャストの演技も冴えるのでしょうか、宮崎あおいは迫力がありましたね。
自分の子供を救うためタイの子供の命を犠牲にして臓器移植を行うという夫婦に
「タイの子供が死んでもいいのか」とストレートな問いを投げかけるとこなんかは、
「そこまで言わんでも!」「お、落ち着けって!」とつっこみたくなるような勢いでした。
 
 
重いテーマで、最初から最後までズシーーっとくるのかと思ったけど、終盤はエンターテインメント性を取り入れてきていましたね。
驚きが裏切り、発砲、秘め事と3連続であったと思います。
今もどこかで幼児売春が…と思うと、気持ちの良くない思いです。
 
 
(評)★★★** 鉛星
 
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月26日 (日)

ICHI  感想

美しい女が剣をふるい、血しぶきを舞わせるというようなバトルヒロイン的な映画でした。
盲目の剣士の生き様を描いた「座頭市」という映画の主人公を女にしてやってみようという試みが面白いですね。
 
主演の女剣士が綾瀬はるかとのことで、どうなることやらと思いましたが、なかなか良かったですね。その美顔を駆使して綾瀬はるかにしか出せない魅力に引き込まれました。
顔のアップが多くて、まあそのへんはわかって撮ってるなあ、と納得でした。
 
大沢たかお、窪塚洋介、中村獅童などICHIの周りを囲む豪華俳優陣もいる中で、この映画の魅力はなんだろうと考えたんですが、やっぱり綾瀬はるかが美しいということが印象に残りますね。
刀をふりまわすシーンや水辺でもの思いにふけるシーンはもちろん美しいし、過去の回想シーンではその魅力がさらに深まる。
最後まで見とれさせていただきました。
 
 
話の内容では北野武が務めた「座頭市」のほうが面白かったのですが、観賞用としては「ICHI」が良かったですね。綾瀬はるか好きは是非。
 
 
 
(評)★★★** 鉛星
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月 2日 (木)

ウォンテッド

平凡な三流サラリーマンが実はスゴ腕暗殺者の息子だった!という「一般市民の方々よ、思いきり感情移入してテンションあげてくれよな。」という感じの作品ですね。
 

話の内容は、いきなりハードな美女(アンジェリーナ・ジョリー)に暗殺者組織の隠れ家につれてこられて、そこで聞かされた父を殺した暗殺者とやらを倒すため修行を始める…という、まあ、大雑把に言うとこんなとこですが、この映画で真に注目したいのはやはり映像ですね。
 
このウォンテッドでは銃の技術が超人すぎますね。
飛んできた弾を弾で撃ち落とすのはあたりまえで、この暗殺者界の中では放った弾をカーブできるようになれば一人前だそうです。
弾を曲げるなんてバカバカしいもんだと思いますけど、撃つ時の腕をムチのようにしならせる動きがなかなかカッコよくていいですね。 
 
 
個人的にコレいいなと思ったのが回復の風呂ですね。
骨折したり切られたりした傷を一瞬……とはいきませんが、どうやら白血球の働きを活性させ自己治癒力を高めて普通よりも断然早いスピードで直すそうです。
いつかこういうことができる入浴剤ができるといいと思いましたね。
 
 
ストーリーはそんなに気にせずドンパチ映画として楽しめばいいかと思います。
格闘技みたいなピストルVSピストルの戦いはなかなか燃える。
 
 
 
(評)★★★** 鉛星
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月26日 (木)

ヤッターマン

昔、アニメで見てたなー。細かい内容は知らないけど、ヤッターワンやらヤッターペリカンだとかヤッターアンコウなどのメカが印象的でした。
そんなヤッターマンの実写版とのことで、観てみました。
 
 
カラフルでしたね。ちょっと前に観た「ダークナイト」の黒一色という感じとは違い明るい色をふんだんに使った虹色というような感じでした。
冒頭からフルCGのメカやヤッターマンキャラにふんした俳優たちが暴れまわり、なかなか楽しませてくれます。
CGってめちゃくちゃすごいっすね!
という感想をいいたくなるようないいシーンでしたね。
 
 
キャラの中ではドロンボー一味が良かった。
特に深田恭子のドロンジョは見た目はセクシー、性格はキュート!そんな魅力が最高でしたね。がに股でスッタカダッカー♪と言いながら踊っていたとこを見ると全力でドロンジョに打ち込んでいる具合がわかります。
 
 
とても映像で楽しませてくれた作品でした。
昔、好きだったヤッターペリカンやアンコウは出てこなかったか…、と少し残念に思いましたが、最後のエンドロール後に少し嬉しいオマケがありました。見逃すなかれ。
    

(評)★★★** 鉛星
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月23日 (月)

ダークナイト

全体的に暗かったですね。僕としてはカラフルな映画が好きなんですけど、主人公がバットマンということでそういうわけにもいかないでしょうね。
バットマンが虹色だったらファンは泣くだろうな。
 
 
今作は「ジョーカー」とかいうピエロみたいなおっさんが目立って面白かったですね。
印象に残るリアルな犯罪者でした。
ジョーカーは過去に何があったのか知りませんが、人の心を動かしたりするのがたいへんうまいですね。心理戦に長けてる男です。
「人の根底はみんな醜い」
そのように思っているようで、その底にあるドロドロを水面に浮き出させて人が壊れていく様子を楽しむのを生きがいとしたようなインパクトのある犯罪者でした。
 
 
まあ、ジョーカー目立ちまくりでしたね。ナース服着たりして一番はっちゃけてた。
上映時間3時間は僕の感覚ではちょい長かったです。疲れた。
 
 
(評)★★*** 梅星
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月26日 (木)

しゃべれどもしゃべれども

落語に少し興味があって、楽しく知ってみようかな。というような感じでDVDレンタルしてみました。と、いう感じで鑑賞していたけど知れたかどうかはわからない。でも、まあ、たぶんなでる程度には知れたのではないかと思います。
 
 
今回、落語を見て思ったのは、やはりお笑いの基礎だなあ。ということですね。漫才のM-1グランプリでもピン芸のR-1でも、やはり、「喋り方」はマスターしなくてはなりませんね。
喋りに感情を込めたり、絶妙ともいえる間をとったりと、そう思うと笑いだけではなく俳優や歌手などエンターテイメント全般に必要な能力なのかもしれませんね。落語ってのは。
 
 
落語感想はこのへんにしておいて、ドラマの方に目をむけるのならば、主人公が話し方教室を開き、そこに来た生徒達との交流が良かったですね。
教室では話す為の心理学やらコミュニケーション学を教えるのではなくただ落語を覚えさせるだけで上達するのか不安でしたけど……まあ、滑舌は良くなるんじゃないかな。
 
でも、話がうまくなるっていう感じはしませんでしたね。
むしろ上達した感じがするのは、教室外でのデートだとか居酒屋でのグダグダの中でしたね。
それらを見ていると話が上達するのは、素直に話しまくることが一番なんでしょうかね。
あと、笑うこと。
これは香里奈に言えたことでしたね。
香里奈は終始への字口のだんまり顔で、もうこっちから口の端を無理矢理つりあげて「笑えや~」って言ってやりたいぐらいでしたよ。
でも、最後には笑ってくれてホッとした気分になりました。
 
 
全体的に癒されるような下町の風景が良かったと思います。
まだ昭和のなごりが残るような感じがいい。
 
 
 
(評)★★*** 梅星 
 
 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月22日 (日)

ハプニング

突然、人が自殺行為にはしるという奇病。
なんとも恐ろしい。上映開始からまもなく人がむごい死に方しますので、心臓の弱い方は心構えをしておいた方がいいような気がします。
 
 
まー、一番印象に残ったのは、人の自殺の仕方ですかね。
こんなにも積極的に死にに行くなんて最高に狂っていますよ。
死のうと思うのは、どうやらウイルス的なものが関係しているようなんですけど、感染するのが、ゾンビみたく噛まれてからとかではなく、風に乗って流れてくるものを自然に吸ってしまった時点でもうダメみたいです。
 
「我が銃は我が友なり!我が友は我を決して裏切らない!」
これは軍人の男が感染したときに叫んでいたんですけど、一番…こう言っちゃなんですけど変でしたね。 
他の人はぼやいたり黙ったりしたまま死んだんですけど、何故か彼だけ時世の句みたいなことを言いながら死にました。
 
 
なんかさっきから死だ死だと書いてて物騒で申し訳ないんですけど、良い方向で考えるとメッセージ性のようなものもあって良かったです。
 
「環境」と「母性」
 
この2つですね。これがこの映画のテーマかと思ったんですけどどうでしょう?「環境」の方は、最後まで観ればおのずとわかると思います。「母性」の方は精神的なものが中途半端なまま結婚した女性がこういう災害で、不意にたくされた旦那の友人の子供を守るうちに女から母へと成長するという精神的な成長を描いていてなかなかいいものを見せてもらいました。
災害前は鳥居みゆきみたいで不安定な感じがしていたので、変わりぶりが面白かったですね。顔つきも変わったんですよ。
 
 
結局、最後は原因がうやむやなまま終わりましたけど、中盤で四方八方、逃れようのないような状況で自身の頭をフル回転してウイルス?の特性をつかみ危機から皆を救った主人公の行動はかっこよかったですね。脳カッコイイというヤツです。
 
 
  
(評)★★★★* シルバースター賞 
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月14日 (土)

イーグル・アイ

平凡な日常を過ごしていたのだけれど、突然かかってきた電話から何者かに行動を指示されて無理矢理カーチェイスやらされたり強盗やらされたりと大変な目にあってます。
でも、その指示は確実に目標を達成できるようになっていて、変な信頼感がありました。
マゾな…受け身気質な人は観ていて楽しいんじゃないかなあ。
 
 
一番、興味を惹いたのはカーチェイスですね。
カーチェイスといえばいつ大クラッシュ!…してしまうかもしれないというハラハラ感が良いのですがこの映画では、それに変な安心感が加わりました。
カーチェイスで安心感ってダメだろ、普通の家族ドライブじゃんってとこなんですけど、まあ、なんというか…
 
安心とハラハラの間のようないい感じを味わうことができたと思います。
 
何者かの指示に従い自動的に動く車に乗っているだけなので、楽々カーチェイスといったとこでしょうか。
スピード狂で自殺願望が強い友人の車に乗るよりは、危険度は少ないでしょうね。
 
 
他には、セクシーで事務的な声をした何者かの正体なんですけど…
アレでしたね。
機械でした。まあ、その性能のすごいことすごいこと…。世界中の家電製品が集合しても敵わないくらいのパーフェクトマシーン。
でも、最後にはダメになってしまったので、もし、イーグル・アイ2が出るのなら。足がはえて戦う機能でもつければいいと思います。…いろいろあって無理かな。
 
 
全体的に楽しんで観れました。自分の今やりたいこと、やるべきことが見つからなくて「あ~、天の声が俺の才能を見つけてくれてやることを指示してくれねえかなー」なんて思ってる人はこの映画を観て少しスカッとしよう。
 
 
 
(評)★★★★* シルバースター賞
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«隠し砦の三悪人 THE LAST PRINSESS