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2007年2月 8日 (木)

幸福な食卓

 この映画……
「好きです!」
愛すべき映画といったとこですね。 ラストで、主題歌の「くるみ」が流れるシーンでは、感動の余韻に浸りながら、思わず熱唱してしまった程です。 これは、カラオケより気持ちいい!
 
 キャラクターの個性が一人一人光っていて、魅力がありましたね。
 主人公の佐和子は、幸福な顔だなあ、と言いたくなる和やかさでした。そんな佐和子が、恋人の勉学くんと恋愛しているシーンは、あまりの和やかさに、頭がポ~~っとなってしまいましたよ。 幸福感というものを味わえたと思います。 でも、不意に気持ちいいことが続くと不安になるもので、佐和子が、セーターを編み終えたあたりで、「これは、映画だ。なにか良くないことが起こるはず」と、夢の中で、これは夢だと自覚するように、気を構えていたんですが………
  
 「ヒィィ!何て非道いことするんだー」
今までの佐和子の表情が曇ると思うと、この事実は、たまらなく嫌でした。
  
 あと、父さん。 
 この人は、冒頭で「父さんをやめようと思うんだ」と言った時から、常に死にそうで、怖かったですね。 死神でも憑いているようでした。 なので、「何で父さんは、まだ生きてるのよ。」というようなことを佐和子に言われたときは、
「ヒィィ!やめてあげてー!父さんが死んじゃう!」
と、ハラハラしましたよ。 目が離せない父さんでした。
   
 小林ヨシコという兄の恋人も良かったです。 この人は、猟奇的な彼女でした。兄を殴ったり、無断で人ん家に侵入してきたり、大胆でした。 兄へのクリスマスプレゼントである、自分の似顔絵なんかも、似顔絵師の胸ぐらをつかんで「かわいく描けるまで、何回も描かせるわよ」ってやっていそうですね。
 そんなヨシコさんも、手作りのシュークリームを作るなんていう繊細な一面がありましたが……
「シュークリームも猟奇的でした。」
卵の殻入りとは、恐れ入りましたよ。
  
 この映画は、家族の良さ、出会いの良さを教えてくれましたね。 まずは、この映画に出会えたことを感謝しておこうと思います。 「面白かったです。」
 主題歌の歌詞で「出会うことで意味ができたらいい」とあるように、その人に出会ったことで自分にどんな影響があったか考えてみるのも面白いかもしれませんね。
  
↓「小林ヨシコの猟奇的シュークリーム」
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(評)★★★★★ ゴールドスター賞
  

 

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