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2007年4月18日 (水)

ブラッド・ダイヤモンド

 ダイヤモンドの輝きの裏には、こんなに、むごいことが繰り広げられているんだよ。
という感じの映画でした。
 
 この映画の後で、ベストジュエリー賞の授与式とかやったら、ものすごく気まずいでしょうね。
 
 
 「むごいこと」っていうのは、アフリカ人が、やたら殺されているということです。
内戦で人が虐殺されるという映画は、他にもありますが、この映画で印象に残ったのは、
      
少年兵のことですね。
小学生くらいの男の子を捕まえて、その子等に殺しを強要してるんですよ。
薬で正しい判断をできなくしたり、「お前は、赤ちゃんキラー」と名誉ある称号のようなものを与えて自信をもたせたりして、洗脳してます。
 
こういう少年兵は、現在でも何十万人といるそうです。
実際に出くわしたら、大人の殺人者より恐ろしいですね。 彼等は、「大人と取っ組み合いになったら殺られる」と、洗脳されているでしょうから、相手を利用しようとか考えずに躊躇なく発砲してくると思います。
 
 
 少年兵のことで、強くメッセージを送っているみたいだったので、洗脳されたディアという子と、その父親のソロモンが再会したとこは、一番の見所でしたね。
 
これを見ると、アフリカ人の父親って一番強いなあ、と思いましたよ。 
家族がピンチな時は、ナタを片手に、獲物を追う野生動物並みの気迫で駆けつけていたり、愛する息子を殺人者という悪しき道へと誘い込んだ敵には……
 
「怒号をあげながら、ボコボコに叩きのめします!」
 
いや~、このシーンは、すごかったですね。顔がすごい!これまでの温和な表情とはうってかわり……、 
 
「怒りの大魔神ッ!」
 
と化してたと思います。バカな映画だったら巨大化してもおかしくない勢いでしたね。
ついでに言うと、激しい怒りに目覚めたスーパーアフリカ人とも思えましたね。
 
 
 この映画では、
 
「あなたは、ダイヤモンドを持つにふさわしいか?」
 
と問われた気がしましたね。 
どういうことかというと、金銭面だけではなく、ダイヤモンドの裏での、争いによる罪なき犠牲者について、理解しているのかということです。
 
していないなら、ただのマヌケと思われても仕方なさそうです。 
どんなにルックスが良くても、「豚に真珠」ってことでいいと思いますね。
   
勝手にルールを作るなら、
ダイヤモンド所有者は、常日頃、アフリカへの資金援助や黙とうを捧げなければ…
 
突然、目隠しをされて、内戦の真っ只中に放り込まれればいい
 
…ということにすればいいんじゃないでしょうか? まあ、僕のような、ダイヤはおろか宝石すら買えない貧乏人のひがみでもあるんですけどね…。
  
 
 ダイヤモンドを中心にした、3人の主要人物たちの目的が、この映画のダイヤモンドと同じくらい魅力があって面白かったですね。  
 
それぞれ、目的を果たす為の駆け引きなどが、この映画を盛り上げてくれていて、かなり楽しめました。 
  
Photo_8  
 (評)★★★** 上質鉛星
 
 
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原題:Blood Diamond 100カラットのピンク・ダイヤモンド、社会派ドラマのつもりで観たが少々様子が違っていた・・父と息子の強い絆、男同士そして男と女の友情みたいな感動・・ アフリカの大地は血で出来ている。1カラットが0.2gなら100カラットで20g、ダイ... [続きを読む]

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