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2007年5月24日 (木)

主人公は僕だった

「このタイプライターに死を書かれたハロルドは…死ぬ。」
  
ハロルド「オレ限定かよ!」
  
何よりも、「自分の行動を謎の声が描写してくる」というのが面白すぎますね。 
この設定が面白そうなので観にいきました。  
  
 
 そんな設定のストーリーを見ていたら、突然ですが…
 
描写できることは良いことだと感じましたね。特に自分の心を描写できることです。
 
たとえば、この映画の中では、主人公ハロウドが、「この時、ハロウドは死ぬことになるなど知るよしもなかった」と言われた後、あちこちでわめきちらし、「ハロルドは電気スタンドを…床に叩きつけた!」と、謎の声にならって怒り狂うシーンがあるんですが、ひとしきり暴れた後…
「ハロウドは混乱している…ハロルドは混乱している…」と自分の感情を言葉にして落ちついていました。 
 
このように、自分が何をしてるかわからなくなる「キレる」という状態を口にすることができれば、何をしてるかわかるようになり、落ち着いて話で解決できるようになると思います。
「包丁を持ち出す前に、まず描写。」
…というようなことを、このシーンを観た時に感じましたね。

 
 謎の声は、小説家だということが分かり、終盤ではハロルドと小説家のカレンが出会うわけなんですが、そこから、ある選択に興味が沸きましたね。
 
僕が思う小説家ってのは、一言で言うと変人で、この映画のカレンも、まさしくそんな感じでした。結末を死んだことにすれば最高傑作間違いなしという作品らしいんですが主人公が実在していたことを知り苦悩します。
 
たぶん、この殺すか否か!?が
 
小説家のダークサイドか否か!?
 
ってとこだと思います。
僕だったらどうだろうな?人殺しの経験なんてないから、よくわかりませんが、殺らないと思いますね。 
当然でしょうが、小説で実在した人物を殺したなんていう事実が出来上がってしまったら、小説なんて書けなくなると思うんですよ。
  
気になるカレンの方というと…殺りましたね。その後、殺ったことを後悔して狂うんですが、「カレンは狂っている…」というように描写しだしながら落ち着きを取り戻してきて……
 
「新たな殺人鬼登場の幕開けです。」 
 
……まあ、ウソですけどね。  
どうも僕は、一行目で映画「デスノート」とからめたせいか、この映画をサスペンス仕立てにしたいみたいです。
ラストでもカレンの秘書らしきおばさんがハロルドに怨みを持っていることにして、死のタイプライターで殺しにかかればいいのに!なんて思いましたね。 
  
 
まあ、僕の妄想はどうでもいいとして、映画「主人公は僕だった」は、本を読む人なんかにはオススメしたいですね。描写なんかが聴き応えありです。
僕はギターや時計のような無生物に喋らせるように書いていた擬人方と呼ばれる描写が一番面白かったと思いましたね。 
 
(評)★★★** 鉛星
   
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