« ゲゲゲの鬼太郎 | トップページ | スパイダーマン3 »

2007年5月 9日 (水)

亀は意外と速く泳ぐ

 「上野樹里」「蒼井優」という、僕が思う若手女優四天王のうちの2人が出演していたので、
「何故、こんな平凡そうな作品に!?」という思いで観てみました。 
ちなみに四天王は、出演してるだけで、僕の観賞欲をそそらせるという絶大な力があります。 
 
 
 平凡な若い主婦が、スパイ活動をすることになったという話なんですが、その活動も「目立たないこと」ということで平凡でしたね。 
映画全体のノリも平凡でした。 こんな映画面白いのか?ということになりますが……
 
これが、なかなか面白いんですよ。
主人公の若妻(上野樹里)もそうなんですが、キャラの個性が、すみずみまで面白いですね。
この映画のタイトルにもあるように、「意外と」が良い味を出してます。
たとえば、ショボくれたラーメンを作るラーメン屋さんが、実は、「敢えて行列をつくらないラーメン屋店主」だったり、薄汚いこじきが、「地下帝国?入り口の番人」だったりと…
これ、想像力次第で、どんなひとでもすごくできるじゃん!という意外性が面白いですね。
 
そんなキャラの中で一番好きだったのは…
 
クジャク(蒼井優)!
…というか、クジャクとスズメ(上野樹里)の友人関係が面白かったですね。
お互いマイペースで、感情の温度差も正反対で、あまりかみ合ってない感じがするのに、2人で、一応行動している感じが微笑ましかったと思います。
こういうのを悪友っていうんでしょうね。  
僕もマイペースなとこがあるので、うらやましいものだと思いましたよ。
 
 
この映画、随所に笑わせどころが結構ありますね。
そもそも、僕がハマりやすい映画ってのは、うまいセリフだとかシーンだとか、クスリと笑いたくなる子ネタが盛り込まれているんですが、
この「亀は意外と~」は…
 
「ふんだんに盛り込まれとる!!」 
 
その上、質もかなり良いんですよね。特に面白いと思ったものを紹介すると、
まずは、ハゲイケメンがツバメ(上野樹里)に不倫を持ちかけるとこで、
 
「僕と一緒に世間をあざむいてみない?」(自分に酔いながら)
「お前はすでに世間をあざむいている」(ヅラを見て心で思う)
 
という掛け合い。僕は学生のころ、こういうハゲ系の冗談をよく言われたんですが、これはウマイ!
あともう一ネタ言うと…
 
「あの~、バネやってるの誰ですか?」(どこからか聞こえるバネの音を不信に思いながら)
「すみませ~ん」(バネの人が普通に)
 
というシーンなんですが、 
 
「な、なんだこれは?!」
 
バネの音を聞いたときは、「敵か味方か?」「どんなものを使って迫ってきやがるだ?!」
と警戒しますが、全くこれまでのストーリーと関係ないいんですよ!カットしてもいいぐらいです。
 
でも、敢えて組み込んできたとこを見ると、監督としても、一番の自信作だったと感じますね。
 
 
この映画は、そんな監督さんが、「平凡な日常を楽しい日常に変えろ!」というマンネリでグダグダ言ってる人たちにメッセージを送っているようにも感じましたね。
 
「自分の発想力や妄想で、日常は盛り上がる」と気づかされたように思います。 
恋人や夫婦間のマンネリ解消の答えは、まさにこの映画なんじゃないでしょうか。 
 
Photo_18
 (評)★★★★★ ゴールドスター賞 
 
 
 ブログ★ランキング←(押)
 

|

« ゲゲゲの鬼太郎 | トップページ | スパイダーマン3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/171746/6359283

この記事へのトラックバック一覧です: 亀は意外と速く泳ぐ:

» 亀は意外と速く泳ぐ [MOVIE COMPLEX]
蒼井優が出てるから観てみようかな…って以外は まったく期待して無かったんだけど、これはキタ なんなんだこのゆる〜いおもしろさは 正直、上野樹里はジョゼ以来もっとも嫌いな女優といっても 過言ではなかったんだけど、悔しいくらいおもしろいやつだ…。 このおもしろくもゆるい役をすごいけな気に演じているのがよくわかって なんだか好感すら持ててしまった 蒼井優はといえば、マジで惚れる、この子。 こんな役まで難無くこなしちゃうんだ この子がやると勢いまでもがたまらなくナチュラル。 で、... [続きを読む]

受信: 2007年5月11日 (金) 午前 01時52分

« ゲゲゲの鬼太郎 | トップページ | スパイダーマン3 »