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2007年6月26日 (火)

憑神

 「今なら、一祈願すれば、神様が3体ついてくる!」
…なんていう宣伝はありませんでしたが、苦しい時の神頼みという思いで軽々しく祈願して「福の神様いつ来るんだろー」なんて期待していたら…
 
「貧乏神!疫病神!死神が来た!」 「騙された!!」
 
…という男が、そんな神たちとふれあい成長していく話でした。
 
 
この映画はストーリーーよりも登場人物たちに魅力を感じましたね。
特に一番注目してしまうのは、3体の神たちでしょうか。弱気が面白い貧乏神強気で男気ある疫病神も良かったんですが、僕が一番好きだったのは、死神ですね。
 
死神というと、ベタですがガイコツのような顔に三日月刃のでかい首切り鎌をもった姿を想像するんですけど、この映画の死神は…
 
カワイイ女の子が、鎌じゃなくて手まりを手にして現れたんですよ。いやー、赤い着物も、「赤色=女の子らしい」という感じで似合ってましたね。
……しかし、そんな可愛さとは裏腹、頭の中は殺害の手段を常に模索しているんですよね。しかも、それをためらいなく実行に移しているので怖いものでしたよ!
死神業は真剣にやるんですね…。「赤色=血の色」ということが頭をよぎったよ。
 
でも、そんなギャップが魅力的なんですよね。 
 
 
人間の方も良かったです。見習い陰陽師の熱心な呪文がけや、兄上の生命力が朽ち果てたような表情には笑わせてもらいましたが、僕が一番好きだったのは、そば屋のオヤジ(香川照之)ですね。
 
なんだかんだで、主人公を一番思いやってる人情味あふれるオヤジなんですよね。そして面白い。つっこんで訊くとこは訊いて、驚くとこは驚くという、安心して観れるコメディーキャラだったなあと思います。
僕もこんな親父の店には通いたくなるってものです。まあ、そばの味はあやしいものですけね…。神様が食べてましたけど、彼らの味覚ってあてになるんでしょうか?
 
 
全編、登場人物たちの見応えがあり楽しめましたが、最後のあのキャラだけは戴けなかったですね。小洒落た格好で「私は、誰からも言われることなくクールビズ」というような顔が戴けなかったです。
 
(評)★★★** 上質鉛星
 

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{/hiyo_en2/}まるで江戸時代にでも迷いこんだみたな趣の橋ね。 {/kaeru_en4/}このあたりにはまだまだ昔ながらの風情が残っているんだな。 {/hiyo_en2/}この先に三巡稲荷があったりしても不思議じゃないような風景よね。 {/kaeru_en4/}江戸時代末期を舞台にした映画「憑神」の中で妻夫木聡が幸運を祈ったお稲荷さんか。 {/hiyo_en2/}そうそう、幸運を祈ったはずなのに、貧乏神やら厄病神やら死神にとりつかれちゃってもう大騒ぎっていう映画。 {/kaeru_en4/... [続きを読む]

受信: 2007年6月30日 (土) 午後 07時00分

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