スターダスト
(評)***** ゴミ星
この映画感想ブログでは、記事の最後に映画の評価を星5点満点でつけているんですけど、鑑賞前、空から降ってきた流れ星が女の子だったという設定を聞いて、「これは駄作か!?」と感じたこの映画は、
「これは駄目ッスね。スターダストなだけに評価はゴミ星ってとこでいいんじゃないでしょうかね」
なんて書いてやろうと思っていたんですが……
そんなことない!面白かったですね。
最高というわけではないんですけど、現実味のないファンタジーとして観ると、かなりの上出来なのではないかと思います。
振ってきた女の子も良かったです。
イヴェインという名の、夜空の星がそのまま擬人化したという女の子だそうです。
いや~、いきなりキャラクターのスケールがでかい。さすがファンタジーといったとこでしょうか。
この星人間イヴェインなんですけど、感情が高ぶると、体が発光する体質というのが面白かったです。
劇中では恋心が沸くたびむやみに発光していましたけど、感情のコントロールを制御する修行をすれば光を自在に操れるようになって、電灯のように暗闇を照らす能力や敵の目をくらます能力を習得できそうです。
そんな修行だとか能力とかマンガみたいなことを考えていたらラストの戦闘シーンで最強の必殺技みたいなことをやってくれましたね。
まあ、でもイヴェインは好きな男が他の女を好きだったりとか一途だったりするとこらへん、女の子が感情移入して楽しみやすいキャラだったのではないかと思います。
そんなイヴェインは心臓に不死の効果があったり、王族の証のルビーを所有しているということで、極悪魔女と極悪な王の息子たちに狙われます。
そこに主人公のトリスタンも加わった三つ巴の争いがワクワクさせてくれますね。
僕がこの3者の中で一番面白いなと思ったのは王の息子たちです。
息子は7人いるということで、息子の中だけでも王争いの殺し合いが行われています。
面白いのは死んでも消えずに亡霊として残りの息子を見守っているというとこですね。
亡霊は絶命時の姿をしていて斧が頭部にくい込んでいたり、顔が潰れながらのん気に会話をしていて、そんな姿が滑稽で笑えました。
一人、顔がブツブツでボロボロな人がいるんですけど、どうやって殺されたのか気になるところです。
生きている時はどん欲に王の座を狙っていたんですが、死んだとたん殺された相手に一切のうらみも持たずやる気のない性格になってしまうとこもおかしかったですね。
そんな息子たちには、
「敗者復活戦で一人生き返るぞ」とでも言ってやればかつての活力を取り戻すかもしれません。
この映画「スターダスト」は、愛あり冒険ありということで少年少女にためらうことなくオススメしたい映画でしたね。
「宮崎映画の実写版を見ているようだ」という宣伝はかなり良いと思います。
(評)★★★** 鉛星
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