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2009年1月16日 (金)

ブラインドネス

 目が見えなくなるってのは恐ろしいもんですね。まあ、この映画を見てるとホントにそう思った。普段、人間は五感の中で70%ほどを視力にたよってると聞いた事があるけど、この映画を見るとほんとそう思うよ。生きてることが不自由すぎる。
 
 
この映画ではおそらく全世界が失明しているであろうという状況の中、一人の女だけ「見えている」という設定らしい。
その女が失明者たちの収容されている建物で生きていくワケなんだけど…
もうなんか絶対的に有利すぎる立場だね。
銃をぶっぱなしながら大勢を支配するクソみたいなヤツが現われてもその立場は変わらない。
女はその気になれば支配できたのだけどしないとこも立派だ。常に人々の介護にまわり、たぶん相撲部屋のおかみぐらい働いていたと思う。
自分ならこの周りが失明者だらけの中で何をするだろうと想像したりもするけど、「何もしないのではないかと思う」ぐらいしか想像できんな…。で、他に見えてるヤツがいるのではないかと警戒しながら過ごすであろう。
弱腰ッ!!
 
 
まー、ただただ考えさせられる映画でしたね。迫力ある感じにするなら失明していない悪役の一人でもつくるといいかと思いましたけどね。
でもその思いをなくしたのは終盤。視力がないことのすばらしさを感じさせられました。
視力がなくなると人の見方がガラリと変わってしまうということ。
見た目を抜きで、人を見れることが「人を知る」ということなんでしょうね。
  
 
 
(評)★★★** 上質鉛星 
 
  
目が見えなくなったときのミルクの中を泳いでいるかのようだという表現が何気にお気に入りだ(◎´∀`)ノ

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