ICHI 感想
美しい女が剣をふるい、血しぶきを舞わせるというようなバトルヒロイン的な映画でした。
盲目の剣士の生き様を描いた「座頭市」という映画の主人公を女にしてやってみようという試みが面白いですね。
主演の女剣士が綾瀬はるかとのことで、どうなることやらと思いましたが、なかなか良かったですね。その美顔を駆使して綾瀬はるかにしか出せない魅力に引き込まれました。
顔のアップが多くて、まあそのへんはわかって撮ってるなあ、と納得でした。
大沢たかお、窪塚洋介、中村獅童などICHIの周りを囲む豪華俳優陣もいる中で、この映画の魅力はなんだろうと考えたんですが、やっぱり綾瀬はるかが美しいということが印象に残りますね。
刀をふりまわすシーンや水辺でもの思いにふけるシーンはもちろん美しいし、過去の回想シーンではその魅力がさらに深まる。
最後まで見とれさせていただきました。
話の内容では北野武が務めた「座頭市」のほうが面白かったのですが、観賞用としては「ICHI」が良かったですね。綾瀬はるか好きは是非。
(評)★★★** 鉛星
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