2009年5月 4日 (月)

バグズ・ワールド 感想

日本の軟弱アリよ、これが本場のアリたちの実力だ!
 
西アフリカの中央サバンナで繰り広げられたという、オオキノコシロアリVSサスライアリの戦いを知った監督が「これスペタクル巨編くらいのすごさがあるんじゃね?」と思い最新の撮影技術を駆使して「主演:アリ」というネイチャードキュメンタリーをつくったそうです。
 
日本にはいない本場のアリに驚かされましたね。
まずは、オオキノコシロアリがつくる巣。日本みたいに穴を掘るのではなく、かまくらみたいな要塞を築き上げています。
こんなものを日本で造ったら、悪ガキに即効で穴にバクチク入れられたりして大破です。
サバンナという広大な自然の中だからこそできた天然の芸術ですね。
 
対するサスライアリもすごいです。というか凶暴ですね。
行く手をはばむ巨大な蛇がいたんですが、何万匹ものサスライアリで一斉に覆ってしまい蛇だかアリだかわからん姿にして殺してしまいます。
こいつらなら人間でも殺してしまいそうです。寝ているところを内臓にまで侵入して……考えるだけで恐怖!
 
終盤ではついにそのアリたちが激突します。
勝つのは無敵要塞のオオキノコか?完璧なまでに統率された動きを見せるサスライか?
決着はそんなに意外性がありませんでしたが、まあこんなもんでしょうね。
 
 
今回ちょっと変わった映画が見たいと思って観てみたんですけど、話の内容としては良かったです。
ただ、アリがアリを食い殺したり、無数の足がワシャワシャ動くとこをアップで見せられるとどうしても胃のあたりが気持ち悪くなります。
食事中の鑑賞は絶対にやめることをオススメします。
僕はネギトロ丼を喉に入れた瞬間、胃が拒否反応を起こしたみたいでリバースしました。
  
 
(評)★★*** 梅星
 
 

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2009年2月22日 (日)

ハプニング

突然、人が自殺行為にはしるという奇病。
なんとも恐ろしい。上映開始からまもなく人がむごい死に方しますので、心臓の弱い方は心構えをしておいた方がいいような気がします。
 
 
まー、一番印象に残ったのは、人の自殺の仕方ですかね。
こんなにも積極的に死にに行くなんて最高に狂っていますよ。
死のうと思うのは、どうやらウイルス的なものが関係しているようなんですけど、感染するのが、ゾンビみたく噛まれてからとかではなく、風に乗って流れてくるものを自然に吸ってしまった時点でもうダメみたいです。
 
「我が銃は我が友なり!我が友は我を決して裏切らない!」
これは軍人の男が感染したときに叫んでいたんですけど、一番…こう言っちゃなんですけど変でしたね。 
他の人はぼやいたり黙ったりしたまま死んだんですけど、何故か彼だけ時世の句みたいなことを言いながら死にました。
 
 
なんかさっきから死だ死だと書いてて物騒で申し訳ないんですけど、良い方向で考えるとメッセージ性のようなものもあって良かったです。
 
「環境」と「母性」
 
この2つですね。これがこの映画のテーマかと思ったんですけどどうでしょう?「環境」の方は、最後まで観ればおのずとわかると思います。「母性」の方は精神的なものが中途半端なまま結婚した女性がこういう災害で、不意にたくされた旦那の友人の子供を守るうちに女から母へと成長するという精神的な成長を描いていてなかなかいいものを見せてもらいました。
災害前は鳥居みゆきみたいで不安定な感じがしていたので、変わりぶりが面白かったですね。顔つきも変わったんですよ。
 
 
結局、最後は原因がうやむやなまま終わりましたけど、中盤で四方八方、逃れようのないような状況で自身の頭をフル回転してウイルス?の特性をつかみ危機から皆を救った主人公の行動はかっこよかったですね。脳カッコイイというヤツです。
 
 
  
(評)★★★★* シルバースター賞 
 
 

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2009年1月16日 (金)

ブラインドネス

 目が見えなくなるってのは恐ろしいもんですね。まあ、この映画を見てるとホントにそう思った。普段、人間は五感の中で70%ほどを視力にたよってると聞いた事があるけど、この映画を見るとほんとそう思うよ。生きてることが不自由すぎる。
 
 
この映画ではおそらく全世界が失明しているであろうという状況の中、一人の女だけ「見えている」という設定らしい。
その女が失明者たちの収容されている建物で生きていくワケなんだけど…
もうなんか絶対的に有利すぎる立場だね。
銃をぶっぱなしながら大勢を支配するクソみたいなヤツが現われてもその立場は変わらない。
女はその気になれば支配できたのだけどしないとこも立派だ。常に人々の介護にまわり、たぶん相撲部屋のおかみぐらい働いていたと思う。
自分ならこの周りが失明者だらけの中で何をするだろうと想像したりもするけど、「何もしないのではないかと思う」ぐらいしか想像できんな…。で、他に見えてるヤツがいるのではないかと警戒しながら過ごすであろう。
弱腰ッ!!
 
 
まー、ただただ考えさせられる映画でしたね。迫力ある感じにするなら失明していない悪役の一人でもつくるといいかと思いましたけどね。
でもその思いをなくしたのは終盤。視力がないことのすばらしさを感じさせられました。
視力がなくなると人の見方がガラリと変わってしまうということ。
見た目を抜きで、人を見れることが「人を知る」ということなんでしょうね。
  
 
 
(評)★★★** 上質鉛星 
 
  
目が見えなくなったときのミルクの中を泳いでいるかのようだという表現が何気にお気に入りだ(◎´∀`)ノ

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2008年9月22日 (月)

ハンコック


「人という字は~、このように人が人を支えあってできているのです」
「支えあってね~よ!しかも支えてンの自動車だし!」



嫌われ者のヒーローだそうです。ウィル・スミスが変身してゴキブリマンだとか家ダニマンにでもなるかと思ったけど、そのまんまで酒臭いおっさんキャラでした。
 
まあ、超人的能力はもっているんですけど、強盗を捕まえるたび街を壊してしまうという街の困ったさんなんですね。
で、あるときハンコックが助けた男が宣伝マンをやっていて、イメージアップをしていこうという展開になってくるんですよ。
 
そのへんがこの映画の魅力でしょうね。
宣伝マンがハンコックに教えたイメージアップ戦術は…
  
1、身なりを清潔にする。
2、人にねぎらいの言葉をかける。
3、罪を犯せば罰をうける。
  
これだけでハンコックは英雄の好かれ者となりました。
これならハンコックグッズとかも出せそうだ!
これで一件落着かと思ったけど、その後驚きの展開が待っていましたね。
 
まあ…ネタバレしますけど、 
 
シャーリーズ・セロンがハンコック以上に強かったとこですね。
2年前に公開してた「Gガール 破壊的な彼女」を思い出しました。
そこからはハンコックの秘密なんかも明らかになってきて、ああなるほどといった感じでした。
 
 
ウィル・スミスが魅力的な映画かと思ったけど、僕としてはシャーリーズ・セロンに釘付けになった映画となりました。けっこう年いってると思うのだけど、そんなものはどうでもいいというぐらいの美しさがすばらしい。
 
 
(評)★★★** 鉛星
 
 

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2008年8月17日 (日)

人のセックスを笑うな


「大統領、こちらが極秘の密書です。」
 
 
 
 
人のセックスを笑うなですか…。なんとも強烈なメッセージですね。
全世界にむけて発信したいところですよ。
 
 
話の内容は、みるめくんという大学生男子が年上の女講師にハマってしまいどうしようもなくなるという話。それをえんちゃんという同級生がどうしようもない思いで見ている。
 
 
なんかなー。ものっすごい流れが遅いので、飽きてきてしまいますね。
そんなリアルな雰囲気を感じてほしい、という思いもあるでしょうが、僕はちょっと合わなかったな。空気入れマットが膨らむとか膨らまないとかどうでも良かったですからね。
みるめ君と同じような体験をした人はたまらない思いになるのでしょうか。
 
 
そんな中で年上の女ユリを演じる永作博美とえんちゃんを演じる蒼井優は常に癒しを感じさせてくれましたね。
ユリさんはめっちゃ自分勝手な性格。いい歳して灯油の交換ができないし、家事なんかも旦那に任せまくってる感じだ。芸術家は生活力がないという言葉をモロに感じさせられた人でしたね。でも魅力は十分にありますねー。
えんちゃんは、みるめ君のことが好きなんだけど、こんなことになっちゃってるからやるせない気持ちなんでしょうね。終始、私はどうしようもない気持ちなんだよー!って感じになっていて大胆な大人の女ユリとは違い「まだ子供」な女っていうような感じでした。
映画館でえんちゃんがひょこっ!って顔を出したり隠れたりするとこがあったんですけど、妙にかわいくてお気に入りです。
 
 
まあ、一言で言うなら女優の魅力はすごかったんですが、観ていてだるくなってきた映画でしたね。
 
 
 
(評)★**** 星一つ
 
 


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2008年8月15日 (金)

百万円と苦虫女


「良かったらこのバイクに名前をつけてくれないか?」
「私が?えーと、じゃあ…アナゴさん」
 
 
 
なんといっても蒼井優ですね。
この映画、上映しているとこが少ないものですから、気になりすぎていつもは足を運ばない映画館まで行ってしまいました。なんといっても蒼井優ですね(2回目)。この娘を見てると仕事ができる女は美しいと常々思ってしまうとこです。
女優業がんばってます。
 
 
話の内容は、短大卒後フリーターとして働く佐藤鈴子21歳が、ちょっと罪を犯して刑務所に入る。その後、家に戻り家族と口論になった末、100万円が貯まったら家を出て、その後も別の土地で100万円貯めてはその土地を離れていくという生活を始める。というような感じ。
 
好きですね。こういうあまり金をかけずに人間味がうきでるような作品は。
まあ、蒼井優の演技には見入るばかりなのですが、僕は、鈴子とその弟の関係が良かったです。離れていながら手紙を書いていて「拓也、私はカキ氷を作る才能があるようです」なんて近況を語ったりするとこあたりたいへん微笑ましいですね。
弟は、学校で見るもひどいいじめを受けていて、最後らへんで姉に手紙で相談事を書いていたのですが… 
 
手紙を読んだ蒼井優の泣き演技は込み上げるものがありましたね。
 
身内がいじめられてかわいそうというのではなく、いじめに対する弟の意思の強さに心打たれた表情が良かった
この姉と弟は年が10才ほど離れていてもお互いに影響しあって、生きているんですねー。
僕はこの2人が大好きだ。
 
 
そんな感じで、蒼井優の超絶な存在感の他に兄弟愛にも注目したこの映画。
わざわざ遠くまで足を運んで観にいって損はなかったと思えた良作でしたね。
 
 
 
(評)★★★★★ ゴールドスター賞

 
 
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2008年6月30日 (月)

僕の彼女はサイボーグ


「エンピツ削りやりまーす。ンガガガガガァァ」
「僕の彼女は文房具!?」
 
  

全面的に綾瀬はるかが気になって観てみました。

彼女がサイボーグとのことですけど、不倫には未来がないというのと同じように、サイボーグとの恋も未来がなさそうですね。
この映画はそのへんどうするか気になったけどなかなかの結末でしたよ。
そんな結末は実際みてほしいとこですね。

 
話の内容は、さえない男のもとに未来から、ものっすごい美形なサイボーグが来てはっちゃかめっちゃか!
…ってこれは内容と言うよりか設定ですね。
まあ、それぐらい内容はどうでも良くて、この映画はもう…
 
綾瀬はるかを目いっぱい胸いっぱい楽しむ映画!
 
でしたね。
そんな訳で、楽しめたとこを2つ紹介しましょう。
 
まずは1「綾瀬はるかが美しい!カワイイ!」
いやー、いろんな服に着替えるファッションショーはあるわ、顔面は常に整っていてうつくしいわで見てるだけで癒されますね。これは監督さんの腕によるところが大きいでしょうか。監督は綾瀬はるか大好きなんでしょうね。もう後半あたりはテンションが上がっておかしくなってきたんでしょうか。
綾瀬はるかの超絶バストを長撮りするという暴挙に出ていましたね。
アホすぎてか嬉しすぎてかわからないけど笑いがこみ上げてくるよ。
 
 
で、2は「綾瀬はるかが叱ってくれる」
主人公の男がさえない男ということで、男らしくない態度をとると…
「顔でも洗ってこい!」「メソメソするな!」と言うような感じで叱ってくれます。
Mの男にはたまらないんじゃないでしょうかね!僕は、あんな癒しフェイスからこんな言葉がでるなんて!と言うギャップに面白さなのか快感なのかわからないけれど、笑いがこみあげてくるよ。
 
 
他にもサイボーグの面白機能やら東京大崩壊など見応えある場面がたくさんありましたが、僕は特に綾瀬を楽しませていただきました。
この映画を観て、サイボーグと恋がしたくなった!
……という気はまったくおこりませんでしたけど、綾瀬はるかとはしたいと思いましたね。
まあ…全ての男たちが夢見る叶わぬ願いですが…
 
 
 
(評)★★★** 上質鉛星
 
 
 
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2007年11月 5日 (月)

バイオハザードⅢ

エスパーミラ、覚醒!!
  
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のバイオハザードの3作目。1作目が公開される前からバイオオタクとして有名だった僕としては、今作もチェックしなくてはならない!という思いで観にいきました。 
今はゲームの方をまったくやらずバイオっ気(バイオーラ)がありませんが、昔はバイオ2で幼虫に内臓を食い破られるベンのモノマネとかうまかったんですよ。
 
まあ微妙な自慢はどうでもいいんですけど、エスパーミラではなく
エスパーアリスでしたね。
失礼しました。 
  
 
そんな訳で主人公のアリス(ミラ)は超能力を使いだしました。
1作目では、ゾンビ相手に肉弾戦を繰り広げていたことに驚かされましたけど、今回のコレはどうなんでしょうか。
使うと脳に負担がかかるらしく連発はできそうにないんですけど、デタラメに威力が強すぎるのはどうかと思います。
でも、超能力VSゾンビという戦いはなかなか見たことがないので、ありと言われたらありなのかもしれませんね。今作ではありませんでしたが、自分の脳の限界を感じながらゾンビの大軍を破壊していくミラも見てみたいと思ったりもします。
 
そういえば、缶づめの中身を当てる能力者?もいましたけど、結局なんだったのでしょうか?ただの勘かな。
 
 
バイオハザードではクリーチャーの方も楽しみにしていたのですけど、今作、目立ったのは、凶暴カラスとスーパーゾンビでしょうか。 
特にスーパーゾンビには力を入れていたと思います。
 
走る!跳ねる!よじ登る! 
 
複数で襲い掛かってくるシーンは見応えがありました。
もう一心不乱に人々を追っていて、子供の運動会でこんなに本気になる大人がいたら嫌だな…なんて思ったりしました。 
 
 
ラストでは明らかに次回作を臭わせていましたね。
ミラのファンは観なくてはならない衝動に駆られるのではないでしょうか。
そして、このバイオハザードシリーズはだんだんミラ・ジョヴォヴィッチ中心の映画になっていきそうな感じがします。侵食されている。
 
 
(評)★★★** 鉛星
 
 
 

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2007年10月25日 (木)

ヘアスプレー

「な!なんなんだこの楽しすぎるのは!」
おデブな女の子(トレーシー)が踊りまわるという印象が強かったこの映画なんですけど、ものすごい楽しさでしたね。
歌とダンス、そしてトレーシーを中心としたキャラたちがとにかくポジティブ!
 
「そんなに前向きに生きてて人生ナメてるの?」
 
と、皮肉の一つでも言ってやろうと思ったんですけど…
 
トレーシー「いいんじゃない♪そこのステキなあなた~そんな曇ったメガネで世間を見てないで~~♪……」

僕「いや、いいとかじゃなくて…曇ったメガネってわけわからないし」
 
トレーシー「今は楽しむ時よ~♪さあ踊ろうよ!!」
 
僕「何でそうなるんだよ…嫌です。」
  
 
トレーシー「ちっ、空気よめよ」
 
  
こんな感じで歌とダンスにのれなければこの映画では悪者になりそうでした。
心を開いて体内の血液は頭よりも体全体に流すようにして観るのがいいかなと思いますよ。
トレーシーは最初から最後までダークな部分なんて一切ない明るい子でしたのでご安心ください。
このトレーシーなんですけど妄想の強さには笑いました。
憧れの男の子(リンク)と肩がぶつかっただけで、彼女の脳内では結婚式まで行われていましたからね。トイレットペーパーだけで式の衣装をつくりだす技は見事でした。
 
 
トレーシーの印象は確かに強烈でしたけど、これで驚いてはいけませんね。
マクドナルドではビッグマックよりでかいメガマックなんていうハンバーガーが売られていますけど…… 
 
メガトレーシー!
いや、その上のギガトレーシーと言っても過言ではないくらいトレーシーの母親はもっと強烈でした。
娘の2倍はあるのではないかと感じさせられる体格で踊り、歌う時の野太い声。
思わず怪獣ママゴン…とつぶやいてしまうぐらいの衝撃キャラでしたね。
 
 
気に入ったキャラとしては、トレーシーの親友ペニーが良かったですね。
ペロペロキャンディーを手放さずに、常に行動派のトレーシーの数歩後をついてきているひかえめな姿が可愛かったですね。 トレーシーが妄想して暴走した時は行き過ぎないよう世話をやいていたとこも良かったです。
そんなとこが好感だったんですけどね……ラストでは序盤では想像つかなかったようなハジケぶりで驚かされました。彼氏が黒人であることを自慢するんですけど、
 
彼氏「そんなこといちいち公表しなくても…」
 
という気持ちだったんじゃないかなあ。
 
 
この映画「ヘアスプレー」はほんとに楽しい映画でした。
途中、不安な展開になっても「どうせ歌とダンスでどうにかなるんだろ」という安心感があります。そして楽しい感情だけ次々と沸かせられて立ち見したいぐらいの衝動に駆られましたね。
まあ、僕が歌とダンスの両方とも好きだからかもしれませんが、楽しい映画が観たい!という人には迷うことなくこの映画をオススメしたいですね。
 
 
(評)★★★★★ ゴールドスター賞
 
  
 

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2007年10月21日 (日)

パンズ・ラビリンス

女「ピーターパン!わたしを不思議の国へ連れてって!」
 
男「うるせえ!そんなもん自分でつくれ。
  あと、俺はピーターパンじゃなくて、おさむだ!しっかりしてくれよ、おばあちゃん!」
  
こういうやりとりが好きな人は才能があるかもしれませんね。
「パンズ・ラビリンス」を観る才能が…。
 
才能ってのは大袈裟ですけど、この映画は僕自身、今年で一番鑑賞欲が沸いた映画で、ものすごく楽しみにしていました。
  

少女(オフィリア)が不思議の国に迷い込んで、その不思議の国の王女になるため3つの試練を受けるという流れなんですけど、一番面白いと思ったのは、
 
不思議の国はすべて少女の脳内で行われていた!
ということですね。
脳内では試練を邪魔するクリーチャーが出てくるんですけど、ものすごいインパクトがあって驚かされましたね。
特に第二の試練で出てきた目玉が手のひらにある食欲旺盛な妖怪がすごい。
怖がらせ方がうまいということもありますけど、普段僕らが口にしないようなあるものを食事しているシーンはあまりのグロさに体が硬直してしまったぐらいです。
 
そんなグロさに恐怖を植えつけられたか、オフィリアに迫るシーンは迫力がすごかったと思います。目玉のついた手を前に出して渇を飛ばしているだけでもすごい迫力でしたね。
目玉が飛び出したり消化液の涙がピューっと吹き出すのではないかと思ったぐらいです。
まあ、これは僕の脳内だけかな…。
 
観る前は、こういう不思議の世界が最初から最後まで続く映画かと思っていましたが、現実とオフィリアの妄想が交互に繰り広げられる映画でした。
現実の方では拷問された人間の様子に体が硬直してしまいました。
拷問する人間がひどすぎますね。
オフィリアの新しい父となったヴィダル大尉という男なんですけど、ものすごくストレートに悪意の固まったような男でした。
ハンマー→ペンチ→でかいキリのようなもの
を順に使って痛めつけるという説明は恐ろしかった。
実際に痛めつけるシーンなんて見れたものじゃないですね。
 
 
こんな感じで、印象的なシーンが続々と出てくる映画でした。
個人的には少し遠くの映画館まで足を運んで観に行って良かったと思う映画でしたが、映像がグロいのですべての人にオススメしたいとは思いませんでしたね。
最初に書いたやりとりにピンときたり、アンパンマンとかおとぎ話を現実的に考えるような人の耳元でこっそりとオススメしたい映画でした。ハマる人はハマる。
 
 
(評)★★★★★ ゴールドスター賞
 
  

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